
光に包まれた参道

会場の様子

一般人櫓は浴衣着用に足袋がマナーです
千代田区の靖國神社で行われる「みたままつり」のプログラムのひとつ、千代田区民踊連盟主催の盆踊りです。
みたままつりは東京屈指のお祭りで、毎年30万人の人出があり、境内には著名人からの懸雪洞や大小3万を超える献灯が飾られ、光に包まれた参道は他のお祭りでは見る事の出来ない美しさです。
靖國神社は普通の神社とは違い、御祭神が明治維新から先の大戦までの日本全国246万6千余柱の戦歿者です。その為こちらの盆踊りでは、初日の開催時に本殿に向かい一礼をしてから開催されます。ぜひ、今日の平和がある事を御英霊に感謝して、盆踊りを楽しみましょう。
盆踊り以外にも見どころは多く、「青森ねぶた」「阿波踊り」「江戸芸かっぽれ」「神輿振り」など色々なものが参道を通り奉納されます。その為しばしば中断が入りますので、上手く休憩時間に使うのが良いですね。
曲目としては千代田区ご当地の「千代田踊り」が素晴らしく、色々な曲が掛かります。また、民踊連盟の会長さんが普段掛けない曲を急に掛けたりする為、リードをする民踊連盟の方も気が抜けない会場です。
また、途中一般人櫓の時間があり一般の方も櫓で踊る事ができます。ですが、ここで掛かる曲はその日に掛かってない曲や、数年ぶりに掛かる曲だったりするので、熟練度が高くなってから櫓に登るのが懸命です。
2013年までは18:30~21:00までの開催でしたが、未成年の飲酒やナンパ等が問題となり、2014年からは18:30~20:30までと短縮されました。
さらに2015年からは神社の御創立150周年事業に伴う境内の改修工事なども相まって、露店出店が禁止となり、踊り場所が大変広くなりました。
※2018年からは露店出店が復活しました。但し境内にお酒を持ち込む事や、所定の場所以外での飲酒が禁止となった為、踊りスペースをむやみに通る酔っ払いはいなくなりました。
しかも踊りスペースの外側に通路を確保した考えられた露天の設置となっている為、ストレスなく踊る事ができます。
(kajix)