
会場の様子
東村山市の秋津にある氷川神社の祭禮で行わる奉納踊りです。
氷川神社は須佐之男命を主祭神とする氷川信仰の神社で武蔵国では200社以上存在します。秋津にある氷川神社もそのうちのひとつで、大変に崇敬を集める神社です。
そういった神社の例大祭ですので、崇敬を寄せる方はぜひ昇殿参拝をしてから踊りに臨んでください。
こちらの例大祭では午前中に花火が上がった後、夕方まで山車が秋津町内を回り、そこから奉納踊りが始まります。奉納踊りの休憩中には「秋津町祭囃子保存会」さんが祭囃子の演奏と踊りを披露してくださいますので必見です。
祭囃子の踊りが終わるとお菓子の福まきが行われ、子供達は頑張ってお菓子を手に入れます。大人達はグッと我慢してお菓子を子供達に行き渡るようにしてくださいね。
さて、踊りの目玉ですが、やっぱりなんと言ってもご当地曲の「東村山音頭」と「多摩湖小唄」ですね。
ドリフ世代の方は「東村山音頭」と聞くといっちょめいっちょめわ〜お!の志村けんの東村山音頭を思い出すかと思いますが、もちろんこの「東村山音頭」は三橋美智也が唄う元ネタの曲です。志村けんの東村山音頭四丁目までと唄の構成はほぼ一緒なので、この曲に馴染みが無い方もスッと入ると思います。踊り自体も茶所である狭山を表した素晴らしい振りですので、この曲だけでも踊りに来る価値があると思います。
都心では奉納踊りも終了したシーズン終わりで、まだ踊りに興じれる大変ありがたい会場です。
(kajix)