
会場の様子
西新井の近く、関原にある関原三丁目公園で行われる盆踊りです。
やや小さめの公園なのですが、まず目に飛び込んできたのが揃いゆかたの婦人部の方たちの踊りでした。
櫓を中心にほぼ一周を揃いの方たちが囲んでいたのですが、皆さんの踊りが一糸乱れておらず、とてもきれいに踊られていました。
あまりに素晴らしかったので婦人部の方に聞いてみたところ、特に日舞や新舞踊のような流派の方ではないのだとか。
ただ、夏場だけ踊りの練習をしているわけではなく、年間を通して日常的に練習しているのだそう。
それだけ練習していればシンクロ率も上がりますよね。
ちなみにこちらの先生は、西新井小学校の盆踊りも担当されています。
またこちらの会場では、足立区のご当地曲である「足立街づくり音頭」に加え、巣鴨のとげぬき地蔵でかかる「千恵っ子よされ」のアレンジバージョンや、オリジナルの「津軽の花」や「わたしの浅草」などの珍しい曲もかかります。
それから会場では「四季の花」とアナウンスされていましたが、菊坂や千代田区の一部以外ではあまりお目にかかれない、花笠姉妹が唄う「四季の花踊り」がかかるのもうれしいポイントですね。
ところでこちらの婦人部の方は、近くの西新井大師で行われる流し&盆踊りにでも参加しているそうなのですが、西新井大師の盆踊りには十数町会の婦人部が参加されます。
その櫓でどの町会がどの曲を踊るかはくじ引きで決めるのだそうで、西新井大師でかかる13曲ほどのうち、どの曲が担当になるかは運しだいなんだそう。
今回は苦手な「千住節」が当たったらしく、休憩中にこちらの先生から踊りを教授していただいていましたw