アメリカ合衆国のハワイ州オアフ島にあるカネオヘで行われる盆踊りです。
こちらは浄土真宗真宗大谷派の「KANEOHE HIGASHI HONGWANJI」の境内で行われる盆踊りで、3つのグループが踊りのリードをします。
ひとつは「Ko’olau Sakura Odori Kai」さん。この会ではレコード曲を使った盆踊りのリードをします。今回の曲目は東京でも馴染みのある曲が多い印象でしたが、ほとんどの曲は坂東流の日系人先生が振り付けた踊りで、手の込んだ踊りが多く踊り甲斐がありました。すべて面白い振付でしたが特に良い振付だったのは「Fuyumi No Soran Bushi」「Manmaru Ondo」「Gokigen Song」でしょうか。
ふたつめの会は「Iwakuni Odori Aiko Kai」さん。この会は「SHINSHU KYOKAI MISSION」でもリードをされていた会で、「Iwakuni Ondo」を生唄/太鼓で行う以外にもレコード曲もリードします。
みっつめの会は「Hawaii Eisa Shinyuu Kai」さん。沖縄エイサーの愛好会で、担ぎ桶太鼓で生唄を披露します。手踊り意外にも旗を使ったり、お扇子を2本使ったりといった踊りです。
この会場は山奥にあり、元々の天気も芳しくなかった為、序盤から雨に見舞われ、途中の土砂降り、更には雨の影響?による停電までありましたが、中止される事なく最後まで盆踊りが完走されたのがハワイ盆踊りの凄いところですね。
停電の際、設営の方が電気を復旧する度に電気が落ちる(計20回ほど繰り返していた)ので、ひとつのアトラクションのようになり、逆に会場が盛り上がったのは言うまでもありません。(電気が付く度に全員でYeah !!電気が落ちる度にOh…と合唱していたらアナウンスの人まで一緒になってやっていた)
峠を越えて行く会場なので車を運転して行くのがオススメですが、バスを乗り継いで行く方法もありますので、レンタカーを借りなくてもワイキキから行く事が可能です。車で行く場合ですが、公式駐車場は台数が少なくすぐに満車になるものの、実は目の前にある小学校の駐車場にも停められるので、そちらに停めるのがオススメです。
(kajix)