港区の六本木にある天祖神社の境内で行われる祭禮の奉納踊りです。
こちらは別名「六本木天祖神社」とも呼ばれる六本木の氏神様で、品川沖から毎夜龍が灯明を献じたという故事から「龍燈」と呼び、「龍燈」がなまって、この地を「龍土」と呼ぶようになり、神社の名前も「龍土神明宮」と称えられたそうです。2016年に綺麗に整備された神社の境内は広くなり盆踊りにちょうど良いスペースとなっています。
衝撃なのは新しくなった境内にある手水舎です。なんと人感センサーで龍の口から水が出る素敵仕様です。こちらにお越しの際は、ぜひ参拝もしてみてください。
踊りをリードするのは龍土町会を始めとした近隣町会の婦人部で、太鼓は「浅草たいこばん」の皆様が叩きます。
目玉は「六本木音頭」を始めとしたご当地曲でしょうか。ここでは霞町のご当地曲である「霞町音頭」も掛かります。六本木界隈で踊られる橋幸夫の「東北音頭」はジャンケンをする六本木Verで、こちらで最も盛り上がる曲となっています。
とても素敵になった境内で盆踊りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(kajix)